【S7WCSレート使用構築】コケライサザングロスタン【最高1919】
こんにちは。がすと申します。
レートがそこまで高いわけではありませんが、今回USUMが発売されて最初のシーズンのWCSレートで使用した構築を紹介します。(以下常体)
(ここから二連勝して最高レートの1919に乗ったけどそこから連敗して戻れなくなった)
・構築の経緯
7世代のダブルバトルにおいて個人的に最も強いポケモンだと考えているカプコケコと、以前から使ってみたかったメガメタグロスから組み始めた。
その二匹と相性保管の良い、相手のトリックルーム起動役に致命的な打撃を与えることに加え追い風までできる悪Zサザンドラ。屈指のクッション性能を誇るH振りチョッキランドロス。
上の四匹では対処の難しい対雨パのポケモンとして、エレキフィールド下で相手の雨エースを上から睨むことのできるアローラライチュウ。とても便利な速いねこだましと雨パ以外の相手にも元々の恵まれた素早さで上から雑に削れる性能、そして何より自分が最も好きなポケモンの一匹なので採用した。
ここまででまだ相手のトリックルーム(特にサザンドラが一撃で落とせないような起動役の)などのS操作がとても厳しそうだったので、トリックルームと凍える風を搭載したクレセリアを選択。ライチュウのねこだましやサザンドラの悪Zでも止まらないトリルに対して選出するつもりだった。(消極的な理由での採用なので他に適任がいたかもしれない)
・個別紹介(採用順)
カプ・コケコ@拘り眼鏡 臆病 エレキメイカー
149-x-106-142-97-200
10万ボルト/マジカルシャイン/めざめるパワー(氷)/ボルトチェンジ
はやくてつよいニワトリ。初手で出してボルトチェンジでの様子見や、終盤に裏から出ての掃除役、フィールドを塗り替えるなど仕事は多い。今回は最も相手に圧力の掛けられるメガネでの運用になった。
技は安定打点の10万、とても数を増やしたジャラランガへの打点でありそれ以外の相手も雑に削ることに長けるマジシャが確定。相手を削りながら有利対面を作り出せるボルトチェンジを採用し、最後にランドロスなどの打点となるめざ氷を採用した(チョッキランドは眼鏡めざ氷でも落ちないので他で削らなければならない)
耐久調整はA特化カプ・ブルルの非フィールドウッドハンマーや、C211メガリザードンのダブルダメ晴れ熱風を高乱数で耐える配分。
レート終盤まで控えめ個体を使用していたが、相手のコケコが非常に重かったのでS操作無しでも同速ゲーに持ち込める臆病個体に変更した。
181-198-150-x-110-104→181-209-170-x-130-144
かたくてつよい鉄蟹。今回は周りのS操作が多めなので後出し性能を重視してHA基調の配分で使用した。数値の高さがすごい。
技は盤面を整えるための守る、安定打点であり運勝ちも狙えるアイアンヘッド、ランドロス・ボーマンダを迅速に処理する冷凍パンチ。最後の枠はガルーラやナットレイ、カビゴン、ラッキーに対しての有効打であり相手の中速トリックルームに対応できるアームハンマーを採用した(1回アームハンマーを撃つとメガ前は無振りバンギの下を取れたりメガ後は無振りレヒレの下を取れたりとそこそこ重宝した)
調整はメガ後のSが準速霊獣ランドロス抜き、Aが11n、残りをHに振った。
サザンドラ@悪Z 控えめ 浮遊
179-x-126-182-111-134
守る/悪の波動/大地の力/追い風
メタグロスの長年の友達。高い種族値とドラゴンタイプの耐性で安定感は高いが、今作から新参の600族が暴れているせいで思わぬところからフェアリー技が飛んできて狩られるはめになって悲しみを背負う(ゲンガーやクレセに複数回返り討ちにあった)
たぶん選出率はトップだったと思う。特殊な戦法をとるPTとの対戦以外のほとんどの試合で選出された(後発に置いてコケコのボルチェンから展開することが多かった)
技は採用理由の悪波・追い風を確定とし、盤面を整える守るを確定とし、最後に追い風下やこご風下でコケコへの打点となる大地の力を採用した。ナットレイやカプ・ブルルへのPT単位での打点の少なさを考えて火炎放射にしてもよかったかもしれない。
調整はZ悪の波動で無振り霊獣ランドロスを確定一発、HBをA特化霊獣ランドロスの馬鹿力を高乱数耐え、Sをこご風一回で130族抜きまで振った。
霊獣ランドロス@突撃チョッキ 意地っ張り 威嚇
191-195-110-x-100-136
全国ダブルの覇者。今回はクッション性能を重視してH振りチョッキで採用した。無難に強すぎるのでわりと書くことがない。
技は一致技の地震、メインウェポンの岩雪崩、対面操作に便利なとんぼがえり、バンギラスなどへ遂行する馬鹿力とすんなり決まった。叩き落とすが欲しいシーンもあったが、切る技がなかった。
調整はSを最速メガバンギ抜き、Hを16n-1、残りをAに振った。
アローラライチュウ@気合の襷 控えめ サーフテール
135-x-70-161-106-162
アローラ地方で一番可愛いといっても過言ではないノリノリなサーファーポケモン。
可愛いのでPTにいるだけでモチベが上がりますね(?)
主に雨パやねこだまし役がいないとどうにもならなさそうな時に選出される。持ち物を活かしたクッションとしても活躍した。臆病だと草結びでメガラグラージが確定で落とせないので今回は控えめで採用したが、フィールドがないと最速100族辺りに抜かれる深刻な弊害があるので要検討。
初手で投げてねこだましを打って襷で耐えて一回引き、コケコと合わせて終盤の詰め筋として活用することが多かった。
技は安定打点の10万、サイコキネシス、採用理由の草結び、ねこだましで、このPTにおいては変える余地がなかった。アンコールが全く警戒されなかったので別の構築を組む際には採用していきたいと思う。
クレセリア@バンジのみ 穏やか 浮遊
224-x-147-124-165-105
今作から反復横飛びに目覚めてヘイトを稼ぐ月の化身。なんとなく捕まえていた穏やか個体を使用(本当は控えめが使いたかった)
どうしても止められないトリックルーム(主にミミッキュが始動役のPT)相手にトリル返しを狙ったり、こご風展開が刺さっているPT以外にも、メレシーラッキー系統のPTに対してグロスのアームハンマーに手助けして強引に突破する用途で選出された。
選出率は飛びぬけて低かった。
技構成は採用理由のトリルこご風に加え、一応の一致打点としてのサイコキネシス、隣のポケモンの範囲を広げる手助けとした。
調整はHをZしぜんのいかり意識の4n、Cは無振りランドロスをダブルダメこご風でほぼ確定2発、残りをBに振った。
・さっくりとした選出
対リザスタン系統
先発コケコライチュウ 後発サザン+グロスorランドの刺さってる方
リザがXの気配を感じたらランドを先発ランドコケコにしたりしていた。
トリルだけは気合で止める。
対ガルーラスタン系統
ライチュウは雑に扱う。コケコサザングロスで割となんとかなったりする。
サザンはガルーラランドロスの前でも集中以外は耐えるので強引に追い風する感じで。
対テテフグロス系統
先発コケコグロス 考察サザンランド
追い風を展開するタイミングがとても重要。厳しいがサザンの行動回数を確保すればなんとか。
対雨
コケコボルチェンからサザン出して追い風する感じ。初手でラグに草結びが刺さればイージー。ペリッパーにボルチェンを打って襷じゃなければもっとイージー。ナットレイはボルチェン+アムハンとかで処理する感じで。
対バンドリマンダ系統
先発コケコ@1 後発サザン@1
ランドは先発か後発で必ず選出する。初手マンダにはお願いめざ氷を押していた(通らないか、通ってもH振りとかD振りは落ちない;)
対ゴチルクチート系統
先発サザンコケコ 後発ランドグロス
わりと無理。
対メレラキ
先発コケコグロス 後発クレセランド
ボルチェンからクレセ出して、2ターン目はトリル返しながらメレシーの隣にアムハン、3ターン目手助けアムハンでごり押していた。ツボが前にいる時はパワーシェア警戒で柔軟にメガ無しアムハンなども。
対ガチトリル
先発クレセサザン 後発グロス@1
気合でトリルを返す。二度目のトリルを許すと負けなので立ち回りでなんとかするしかない...!
・選出率
多分こんな感じ。
・おわりに
2017ルールで使っていたコケコライチュウが今年のルールでもそれなりに通用することがわかって嬉しかったです!
シーズン8はもっと良い結果を残せるように頑張ります><
なにかありましたらhttps://twitter.com/Nyan_461まで。